魅力的な質をもった家には次の3つの要素がバランスよく備わっていると言われます。
F(function)機能
C(comfort)快適
A(ambience)雰囲気
上記のF、Cに対してA(雰囲気)はより抽象的で個人差もあるので具体的に言葉で表現することが難しいのですが、いい家においてとても大切な要素であり、しかし家を建てる時に意外と忘れがちなことなのです。
道行く人が、“ああ、いい家だな。”と感じられる雰囲気のいい家が街にたくさん生まれれば、それはやがていい街へと変わってゆきます。
点が線に面になってゆく雰囲気のよい仕組み作りが私の最大の関心事なのです。
建築家 堀部安嗣